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日本IE協会・東原会長「地球規模の課題を自分事に」

2022/01/05

日本インダストリアル・エンジニアリング協会(日本IE協会)は、同協会・東原敏昭会長による令和4年の年頭所感を発表した。

●年頭所感
今年も新型コロナウィルス感染症の影響が続きそうだが、グローバル競争が激化する製造業界で勝ち残っていくためには、改善活動を進めて高いレベルのアウトプット(QCD)を実現する必要がある。

改善活動のポイントは、目指すべき「ありたい姿」が社会課題や価値観により変化していくために、前例踏襲にとらわれず、いかに柔軟に対応するかが肝となり、IEを基軸とした継続的な活動が必須である。

その上で、例年以上に意識しなければならないのが環境対応だろう。昨年開催されたCOP 26では「産業革命前に比べて平均気温の上昇を1.5度に抑える努力を追求することを決意する」ことが盛り込まれ、2050年までにカーボンニュートラルを実現することの重要性が再確認された。

経済発展をしながらカーボンニュートラルを実現するために重要なことは、各個人が地球規模の社会課題を「自分事」として取り組むことに他ならない。よりよい企業や社会づくりのために、今の自分に何ができるのかを、主体性をもって考えて行動し、社会貢献に繋げていきたい。

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