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日販物流サービス、プライバシーマークを取得

2014/01/29

日販グループの日販物流サービス(株)(本社:埼玉県朝霞市)は、この度、プライバシーマークを取得したことを発表した。

プライバシーマーク制度は、日本工業規格「JIS Q 15001個人情報保護マネジメントシステム―要求事項」に適合し、個人情報について適切な保護措置を講ずる体制を整備している事業者を、一般財団法人日本情報処理経済社会推進協会(JIPDEC)が認定し、事業活動に関してプライバシーマークの使用を認める制度だ。

同社は日販の100%子会社で、貨物の自動車運送事業、倉庫業、包装資材の製造・販売、出版物の梱包等を主力業務としている。 その中でも、今後、個人向けの梱包・配送業務の拡大が必要になっており、これに向けて信頼性向上のために、今般のプライバシーマークの取得に至った。

具体的には、日販グループ内の企業から、海外の個人向けに出版物の梱包・配送を受託しているほか、複数の大学から通信教育教材の梱包・配送を受託しており、これらの業務において個人情報を取り扱っている。

個人情報取り扱いのルールや記録方法について公的機関の認証を受けたことにより、当該業務において、継続的に従業員の教育と個人情報管理を徹底し、顧客の信頼向上に努めていく。また、新たな業務獲得に向け、プライバシーマークの取得を一つの強みとして、新規営業活動にも注力していくという。

同社は、保管から梱包・配送という総合物流を目指す企業として、企業間物流のみならず、最終消費者である個人向けの業務についても拡大を目指し、日販及びグループ各社、そして一般企業の要望に応え、プライバシーマーク取得を意義のあるものにしていくとしている。

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