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モノタロウ、会計システムに「SAP S/4HANA」採用

2021/11/16

(株)MonotaRO(モノタロウ)は11月16日、次期会計システムの基盤として、SAPジャパン(株)が提供する、SAPの次世代クラウド ERPシステム「SAP S/4HANA」(エスエーピー・エスフォーハナ)を採用し、日本ビジネスシステムズ(JBS)が構築を担当すると発表した。

継続して市場やビジネスの変化にスピーディーに対応しながら成長させて行くことを見据え、導入後はモノタロウによる内製での運用を目指す。そのため、導入プロジェクトはモノタロウとJBSの共創体制で推進し、ERPシステム「SAP S/4HANA」に関する知見やノウハウがJBSから提供される。

モノタロウの成長を支える基盤とも言える会計システムについて、今後も増加するトランザクション量をストレスなく処理でき、かつ、同時にリモートワーク等の今後のワークスタイルの変革にも対応していくことが必須となり、新システムの検討を行った。検討には、事業規模の今後の成長を見込んだ社内システムのアップグレードとして、下記の4点を条件とした。

(1)大量のトランザクションへのストレスのない対応
(2)単一システムでのスピーディーな決算処理の実現
(3)紙文書を電子化し、会計伝票と紐付けられる仕組み
(4)事業全体を俯瞰し、柔軟で正確な経営指標をいつでも確認できる仕組み作り

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