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物流連、物流分野の脱炭素化推進情報交換会を開催

2021/11/02

(一社)日本物流団体連合会は11月1日、港区の東京都立産業貿易センターで第1回「物流分野における低炭素・脱炭素化推進に向けた情報交換会」を開催した。

本会合は2030年の中期目標(温室効果ガス 2013 年度比 46%削減)や2050年カーボンニュートラルに向けた国や産業界の対応や物流業界の取り組み等を把握し、情報共有・意見交換等を行うことで、物流業界における低炭素・脱炭素化の推進に資することを目的として、物流連の物流環境対策委員会の新たな取り組みとして立ち上げたもの。

今回は2部構成とし、第1部では、有限責任監査法人トーマツ ESG・統合報告アドバイザリー シニアマネジャーの奥村剛史氏から、「ESG経営と気候変動/カーボンニュートラル」と題して講演がなされ、会員企業・団体にも公開型とし、関東圏外からも含めて100 名(実参加18名、オンライン参加82名)が参加した。

講演会では、物流分野の低炭素・脱炭素化への導入編として、「カーボンニュートラルとESG」をテーマに、ESGが注目される背景、気候変動をめぐる最新の動向、ESG情報開示等について、欧州の先行事例等も交えながら説明された。オンライン含めて活発な質疑応答が行われた後、講演会は終了した。

続いて開催された第2部の会合では、会員企業から19名(実参加14名、オンライン参加5名)が参加した。冒頭、事務局から会合の趣旨や立ち上げの背景等について説明された後、各社から環境対策の取り組み内容や現在の課題、本会合への要望等について説明があり、最後に今後の活動内容について意見交換を行い閉会した。次回は来年1月頃の開催を予定している。

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