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ヤマト、人工衛星燃料に水を用いるベンチャーに出資

2021/10/29

ヤマトホールディングス(株)は10月28日、「KURONEKO  Innovation Fund」(運営者:グローバル・ブレイン(株))を通じて、水を燃料に用いた超小型衛星用の推進機(人工衛星におけるエンジン)を開発する(株)Pale Blueに出資を実行した。

Pale Blueは水を燃料に用いた超小型衛星用の推進機の技術を軸とした小型衛星事業を行っている東京大学発のスタートアップ。現状、超小型衛星用の推進機は技術、価格、サイズなど様々な課題がある。Pale Blueは東京大学で開発したイオンエンジンの技術をベースに、水を燃料に用いた超小型衛星用の推進機を開発している。究極のクリーン燃料である水を使うことで、宇宙環境や作業者の安全も考慮した製品となっている。すでにJAXAの革新的衛星技術実証3号機への実証機器搭載など、複数の宇宙実証プロジェクトが進んでおり、今後さらに研究開発を進めていく。

●Pale Blueについて
設立:2020年4月
本社所在地:千葉県柏市柏の葉5-4-6 東葛テクノプラザ610号室
代表者:浅川純
事業内容:宇宙機及び推進機の研究、設計、試験、製造、及び運用
WEBサイト:https://pale-blue.co.jp

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