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SGホールディングス、荒木社長の退任を発表

2021/05/20

SGホールディングス(株)は5月20日、同日開催の臨時取締役会で以下の通り、代表取締役社長の交代と新任代表取締役が内定したと発表した。

なお、本件は2021年6月25日開催予定の第15回定時株主総会、並びにその後に開催される取締役会で正式決定される予定。

●人事(6月25日付)
[氏名(敬称略)/新職/現職]

▽栗和田榮一/代表取締役会長 兼 社長/代表取締役会長
▽荒木秀夫/名誉相談役/代表取締役社長
▽松本秀一/代表取締役/取締役

※荒木秀夫は6月25日付にて代表取締役社長を退任。松本秀一は新任代表取締役に選任。

●メッセージ
代表取締役会長:栗和田榮一
新型コロナウィルス感染症拡大を端緒にニューノーマル時代へと突入しました。今後の経済環境は依然先行き不透明な状況が続き、今までの成功体験はこれまで以上に通用しなくなっていきます。このような環境の中、当グループは変化に対応し、さらに成長できるように、事業および組織力の強化に取り組んでまいります。これまでの当グループの成長に大きく貢献していただいた荒木氏は、本人の意向も踏まえて退任いたしますが、名誉相談役として、必要に応じてアドバイスをいただく予定です。また、新たに代表取締役に就任予定の松本氏には、多様な環境変化が続く社会において、ESG(環境、社会、ガバナンス)を意識した経営をリードしていただくとともに、経営全般において、私のサポートをしていただく予定です。この新体制で、これまで以上にグループの経営資源を最大限活用し、株主、顧客、従業員、地域社会、取引先などすべてのステークホルダーから必要とされ信頼される企業グループの形成に取り組んでまいります。

代表取締役社長:荒木秀夫
佐川急便の社長を6年、SGホールディングスの社長を2年、計8年間、当グループ経営の最前線を担ってまいりました。従業員の協力のもと、新たな収益機会の創出、経営効率の改善など事業成長において、一定の成果を残すことができました。思い描いていた成長戦略の実現は概ね目途がたったとの思いから、経営の一線から退き、今後は名誉相談役として、SGHグループの事業に必要に応じてアドバイスを行っていきたいと考えております。

取締役:松本秀一
グループ在籍30年以上の経験と、行政機関への出向経験などを活かしSGHグループが掲げるステークホルダー経営を管理・統制担当取締役として推進してまいりました。新体制においてはこれまでに得た経験やノウハウを活かし、グループの安定的な経営基盤の強化と、さらなる事業成長につなげてまいります。

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