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三井倉庫HD、「ESG推進室」を新設

2021/04/01

三井倉庫ホールディングス(株)は4月1日付でESG 推進室を新設し、ESG経営・サステナビリティに関する取り組みを一層強化すると発表した。

同社グループは、「協創を通じた持続可能で強靭な物流サービスの提供」、「安全、多様性、働きがいのある労働環境の実現」、「積極的な環境負荷低減による低炭素社会・循環型社会への貢献」をマテリアリティ(重要課題)と特定し、環境に配慮した物流拠点の運営や働き方改革の推進、ホワイト物流への対応等、物流サービスの提供を通じた社会課題の解決に取り組んでいる。

今般、新型コロナウイルス感染症の拡大や政府によるカーボンニュートラル宣言等、サステナビリティの重要性が増す中、同社グループは「中期経営計画2017」における重要施策の1つである「ESG経営」をさらに推進するべく、組織を新設し、取り組みを加速することとした。

ESG推進室では、同社グループのESG課題を解決する取り組みに加え、「三井倉庫グリーン・サプライチェーン・プログラム(仮称)」を構築し、顧客のカーボンニュートラル実現に向けたCO2排出量の削減に資するサービスメニューの充実化を検討していく。

同社グループは、これまでも顧客のサプライチェーンの最適化をサポートしてきたが、今後は持続可能性という視点をさらに強化し、気候変動や人手不足等に起因する社会課題にも対応可能な物流スキームを構築し、最適なサプライチェーンの実現に資する取り組みをグループ一体で推進していく。

●三井倉庫グループのマテリアリティと提供価値

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