2021/03/03

SBSフレックネット(株)は2月10日、ベトナム社会主義共和国から技能実習2期生を受け入れ、実習を開始した。

コロナ禍の影響を受け、当初の入国予定より半年遅れで1月7日に入国した技能実習2期生7名は、法令で定める15日間の隔離と1か月の法定研修を経て、北九州営業所（福岡県北九州市門司区）で食品物流業務の技能実習を開始。配属初日の2月10日は入社オリエンテーションを実施し、初めにベトナム語に翻訳した挨拶文章を配布した上で加藤元社長よりオンラインでの歓迎挨拶を行った。その後、同じくベトナムから来日し、同社にすでに入社している社員2名が作成したベトナム語のテキストを使用し、業務内容や取り扱う商品概要等を座学で学んだ。

同社はコロナ禍での実習開始となる2期生に対して、先に入国した1期生に業務・生活環境等をインタビューした内容を、ベトナムにある送り出し機関を通じて共有することにより、異国での実習に対する不安を少しでも軽減できるよう努めたとしている。

現在は様々な制限がある時期ながら、今回の技能実習を通して実習生達に実習内容の習得と共に、日本の「仕事」と「文化」に触れ、入国前より日本を好きになってもらい、「また、日本に来たい！」と思って帰国してもらえるよう、実習以外にも文化に触れていただけるような機会を用意し、充実した11か月を過ごせるようにサポートしていくと表明している。