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ヤマト、上期経常利益が前年同期比10倍に

2020/11/02

ヤマトホールディングス(株)は10月30日、2021年3月期第2四半期連結決算(2020年4月1日~2020年9月30日)について営業収益が前年同期比0.7%増の8,060億6,700万円、営業利益が同333.2%増の269億1,500万円、経常利益が同923.0%増の279億3,300万円となったと発表した。当期純利益は前期34億5,900万円の赤字から141億8,600万円の黒字へ転換した。

成長が加速するEC領域に対応した結果、荷物の取扱数量が増加。第2四半期の営業費用は7,791億5,200万円となり、前年同期に比べ147億6,000万円減少した。これは主に荷物の取扱数量が増加する中、データ分析に基づく経営資源の最適配置による集配効率の向上や幹線輸送の効率化推進により費用を抑制したこと等による。

2021年3月期連結業績予想(2020年4月1日~2021年3月31日)に関しては、営業収益が前年比1.0%増の1兆6,460億円、営業利益は同52.1%増の680億円、経常利益は同67.4%増の680億円、当期純利益は同56.8%増の350億円を見込んでいる。

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