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センコーグループ、新型コロナの影響大で減収減益に

2020/11/06

センコーグループホールディングス(株)は11月6日、2021年3月期第2四半期連結決算(2020年4月1日~2020年9月30日)について、営業収益が前年同期比3.1%減の2,734億4,900万円、営業利益が同6.8%減の96億4,100万円、経常利益が同3.8%減の97億6,700万円、当期純利益が同11.0%減の57億2,600万円になったと発表した。

第2四半期の連結営業収益は物流事業ならびにその他事業で新型コロナウイルス感染症拡大の影響を大きく受け対前年同期比86億2,100万円の減収となった。利益面では拡販、経費削減ならびにコスト改善・生産性向上にグループ全体で取り組んできた結果、7~9月期の営業利益は対前年同期比増益となったが、4~6月期の減益影響が大きく、連結営業利益、連結経常利益、四半期純利益とも前年同期を下回る結果となった。

セグメント別の物流事業は、ディスカウントストア、ドラッグストア等のチェーンストア関連の物量増があったものの、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けファッション関連や住宅関連、ケミカル関連、学校給食・外食産業向けの冷凍冷蔵食品の物量等が大きく減少し、営業収益は1,880億6,800万円と対前年同期比81億3,000万円の減収となった。拡販、経費削減ならびにコスト改善・生産性向上に努めたが、セグメント利益は85億5,900万円と対前年同期比2億4,900万円の減益となった。

2021年3月期通期(2020年4月1日~2021年3月31日)の連結業績予想は前回予想から修正はなく、営業収益は前年比2.6%増の5,850億円、営業利益は同2.2%減の202億円、経常利益は同3.6%減の200億円、当期純利益は同5.6%減の114億円となる見通し。

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