2013/12/26

(株)近鉄エクスプレスは、パナソニック(株)との間で、パナソニックの連結子会社であるパナソニック トレーディングサービス ジャパン(株)の普通株式の一部取得に関する株式譲渡契約及び株主間での一定の取り決めを定めた株主間協定を締結したことを発表した。

この株式取得により、株式取得日（2014年4月を予定）で、パナソニック トレーディングサービス ジャパンは、パナソニックの子会社から同社の子会社に異動する。

同社は、物流を通じて顧客に信頼と満足を提供する「グローバル・ロジスティクス・パートナー」を目指すべき姿とし、多様化する物流ニーズへ対応するため、グループ一体となりその実現に向けて取り組んでいる。この株式取得により、同社は、メーカーの物流ニーズに精通するパナソニック トレーディングサービス ジャパンを新たにグループに加えることで、そのノウハウをさらに蓄積し、新たな価値を創造することで、グループ全体の競争力を高めていくという。

一方、パナソニックは、この株式譲渡を通じ、同社の経営資源・ノウハウを活用することで、現在パナソニック トレーディング サービス ジャパンを通じてグループ内に提供している国際貿易業務サービスレベルを維持・向上しつつ、パナソニックグループにおける貿易関連業務の効率化および貿易関連業務委託費用の合理的な削減を実現するとともに、対象会社の企業価値向上をはかることを目指しているという。