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SGH、第1四半期大幅増益で通期予想を上方修正

2020/08/03

SGホールディングス(株)は7月31日、2021年3月期第1四半期累計ベース(2020年4月1日~6月30日)の連結業績について、営業収益は3,176億3,200万円(前年同期比9.1%増)、営業利益は277億2,600万円(同47.7%増)、経常利益は288億100万円(同49.7%増)、四半期純利益は172億2,400万円(同70.3%増)と発表した。

デリバリー事業では、感染症拡大によりBtoBの取り扱い個数が荷主の営業自粛により減少した一方、BtoCは巣ごもり消費の影響を受け大幅に増加したことや、グループ横断の先進的ロジスティクスプロジェクトチーム「GOAL(GO Advanced Logistics)」によるオンライン営業が堅調に推移したことを受け、営業収益は2,432億79百万円(前年同期比4.4%増)、営業利益は156億31百万円(同28.6%増)となった。ロジスティクス事業では、感染症対策医療物資の物量増加等により、営業収益は407億57百万円(前年同期比29.0%増)、営業利益は20億63百万円(同299.3%増)となった。不動産事業では、計画的に保有不動産を売却した結果、営業収益は172億73百万円(前年同期比59.4%増)、営業利益は84億9百万円(同80.8%増)となった。

同社は第1四半期の業績および足元の状況を踏まえ 2021年3月期の業績予想を見直し、第2四半期連結業績予想を従来予想に対し営業収益は200億円増加、営業利益は85億円増加と上方修正した。一方、通期連結業績予想は先行き不透明な点も考慮し、第3四半期以降は当初の予想通りとして2020年4月30日に公表した2021年3月期通期予想を以下の通り、上方修正した。

●連結業績予想の修正
通期(2020年4月1日~2021年3月31日)(単位:百万円)
前回発表予想(A) 営業収益1,200,000 営業利益78,500 経常利益82,500 当期純利益48,500
今回修正予想(B) 営業収益1,220,000 営業利益87,000 経常利益91,000 当期純利益52,500
増減額(B-A)   営業収益20,000(増減率1.7%) 営業利益8,500(同10.8%) 経常利益8,500(同10.3%) 当期純利益4,000(同8.2%)

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