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Gマークの申請、新型コロナ対策で特例措置

2020/04/27

(公社)全日本トラック協会は4月24日、7月1日から7月14日(土・日曜日は除く)までの期間、「2020年度貨物自動車運送事業安全性評価事業」の申請受付を行うと発表した。

紙媒体の申請書類は5月8日から地方貨物自動車運送適正化事業実施機関で頒布されるが、それに先駆けて同日より全日本トラック協会のHPで申請案内等を掲載するほか、インターネットにより申請書の作成を行う申請書作成システムを同日より7月14日までの間、運用する。

また、新型コロナウイルス感染拡大防止に係る特例措置を設けることとした。

申請の受付は感染拡大防止の観点から、申請書類一式を地方実施機関へ郵送する。さらに評価項目「Ⅰ.安全性に対する法令の遵守状況」および「Ⅲ.安全性に 対する取組の積極性」について、同観点から実施が難しい場合の特例措置、その他厚生年金保険料納付確認の特例措置を設けることとした。

●貨物自動車運送事業安全性評価事業(Gマーク制度)
利用者がより安全性の高い事業者を選びやすくするとともに、事業者全体の安全性向上に対する意識を高めるため、事業者の安全性を正当に評価し、認定し、公表する制度。2003年7月より開始。認定を受けた事業所は認定証が授与されるほか、認定マークおよび認定ステッカーを「安全性優良事業所」の証しとして使用することが認められ、「安全性優良事業所」であることを荷主企業や一般消費者等にアピールできる。2020年3月現在、全国で2万5,948事業所を「安全性優良事業所」として認定している。 

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