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ヤマトグループ、2020年度定期採用で768名入社

2020/04/02

ヤマトホ-ルディングス(株)は4月1日、2020年度定期採用社員としてヤマトグループに入社する768名に対し、同日辞令交付式を行った。

辞令交付式はグループ各社において参加人数の上限を設け、会場を分散するなど新型コロナウイルス感染リスクに最大限配慮した上で執り行われた。

なお、例年4月に開催しているヤマトグループ全体での入社式は延期となった。

●2020年度ヤマトグル-プ定期採用社員
(1)入社人数
大学卒299人
短専卒97人
高校卒372人
合計768人

●長尾裕社長の辞令交付式での社長訓示(要約)
※辞令交付式では、社長訓示の映像を放映。

新入社員の皆さん、ヤマトグループへの入社、おめでとうございます。

本来、グループ各社の新入社員の皆さん全員が一堂に会し、グループ入社式を執り行う予定でしたが、新型コロナウイルスの感染が拡大している状況を受け、皆さんやご家族の方々の安全を最優先とし、延期を決定しました。入社していただく日に全員が揃えないことは大変残念ですが、後日改めてグループ全体で歓迎式典を執り行う予定です。

さて、ヤマトグループは昨年2019年11月29日に、創業100年を迎えました。そして2020年は次の100年に向けた、スタートとなる極めて重要な年です。これからの100年も、当社がお客様、そして社会に愛されながら、成長を続ける企業グループとなれるよう、是非皆さんと共に取り組んでいきたいと思います。

私達は2020年1月に経営構造改革プラン「YAMATO NEXT100」を発表しました。このプランは、当社が社会インフラの一員として、お客さまに正面から向き合い、持続可能な社会、そして豊かな社会の実現に貢献を果たす企業となることを目的としています。今後、この改革プランを共に実現するため、皆さんには次の 3 つの資質を持っていただきたい。それは「人間力」、「広い意味での好奇心」、「挑戦する心」です。

そして、こうした変革期だからこそ、これまで私達ヤマトグループがずっと大切にしてきた、変えてはならない理念があり、ヤマトグループでは、これを「社訓」として3つの内容で構成されています。

「ヤマトは我なり」
一人一人が会社の代表として行動するべきという、「全員経営」を表しています。ヤマトグループ最大の資本は「人」です。

「運送行為は委託者の意思の延長と知るべし」
1 つ 1 つの荷物にはお客様の想いが詰まっています。ただ、荷物を届けるだけでなく、その想いをしっかりと送り先まで届ける使命が私達にはあります。

「思想を堅実に礼節を重んずべし」
「コンプライアンスの遵守」を表しています。私達は、社会の一員として一人ひとりが常に高い倫理観のもとで、礼儀と節度を重んじた行動をしなければなりません。

最後に私から新入社員の皆さんに期待することを3つお話します。1 つ目は、関心・興味を持つこと。つまり「視野を広げる」こと。2 つ目は、行動・体験すること。つまり「挑戦すること」。3 つ目は、振り返り、考え、吸収すること。

この3つのサイクルをしっかりと自分で回すことができる社会人になってください。ヤマトグループが、次の100年もお客様に愛され、社会に貢献できる企業グループになるためには、ここにいる768人の皆さんの力が必要です。ヤマトグループ23万人の一員としてグループ一丸となって、一緒に未来を作り上げていきましょう。

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