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カトーレック、スマートアグリ事業に新規参入

2020/04/02

カトーレック(株)は4月1日、新規事業としてスマートアグリ事業を開始すると発表した。

完全人工光型植物工場を運営し、主にベビーリーフとエディブルフラワー(食用花)の栽培を行なう。
  
同社はエレクトロニクス事業とロジスティクス事業で培ってきたノウハウを活用すべく、アグリ事業へ参入する機会を模索。今回、香川県小豆島で土庄町農林水産課と国立開発研究法人理化学研究所が実証研究を行なっていた次世代型植物栽培システムに着目した。

同社の経営資源を最大限に生かしつつ、栽培から収穫、販売、配送までを担う。付加価値の高い植物の栽培を通じて、香川県産品の魅力作り、ひいては地域の活性化に貢献することを目指す。上記の実証研究の成果と研究を行ってきた栽培システムを活用し、今後は最先端ICTを 駆使することにより新たな栽培データの取得にも挑む。

注)スマートアグリ:スマートアグリカルチャー(Smart Agriculture)の略語。ロボット技術やICT等の先端技術を活用し、超省力化や高品質生産等を可能にする新たな農業のこと。農作業の自動化、ノウハウのデータ化、データ分析などにより、精密な農業を実現する。

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