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日本郵政、2020年3月期第3四半期決算で増益確保

2020/02/17

日本郵政グループは2月14日、2020年3月期第3四半期決算(累計)の概要を発表した。

これによると、経常収益は前年同期比5.5%減の9兆545億円、経常利益は同7.8%増の6,888億円、当期純利益は同7.6%増の4,220億円となった。

このうち、日本郵便は経常収益が前年比2.4%減の2兆9,321億円、経常利益は同12.3%増の1,531億円、当期純利益は同9.7%増の1,359億円と増益決算となった。

郵便・物流事業では、ゆうパックの取扱数量が0.6%増(うち、ゆうパケットは18.7%増)。営業収益面でゆうパケットの数量増と単価見直しの影響による荷物分野の収益拡大と、コストコントロールの取り組み等による営業費用の減少が続き、増益を確保した。

一方、日本郵政グループの2020年3月期通期の経常利益は前年比7.0%減の11兆8,800億円、経常利益は同14.5%減の7,100億円、当期純利益は同12.4%減の4,200億円と、当初の減収減益決算の予想を据え置いている。

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