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ヤマト、第3四半期大幅減益で通期予想を下方修正

2020/01/31

ヤマトホールディングス(株)は1月30日、2020年3月期第3四半期累計ベース(2019年4月1日~12月31日)の連結業績について、営業収益は1兆2,577億2,400万円(前年同期比横ばい)、営業利益は500億7,700万円(同32.6%減)、経常利益は468億3,000万円(同36.4%減)、四半期純利益は314億600万円(同27.3%減)と発表した。

また、同社は2019年10月31日に公表した2020年3月期の通期連結業績予想を下記の通り修正した。

(1)連結業績予想の修正
通期(2019年4月1日~2020年3月31日)(単位:百万円)
前回発表予想(A) 営業収益1,670,000 営業利益62,000 経常利益59,000 当期純利益32,000
今回修正予想(B) 営業収益1,630,000 営業利益40,000 経常利益37,000 当期純利益20,000
増減額(B-A)   営業収益△40,000(増減率△2.4%) 営業利益△22,000(同△35.5%) 経常利益△22,000(同△37.3%) 当期純利益△12,000(同△37.5%)

(2)業績予想の修正の理由
営業収益はデリバリー事業でのプライシングの適正化により宅急便単価は堅調に推移するものの、消費増税の影響等により荷動きがやや低調な中、宅急便取扱数量が弱含みで推移することから、前回発表予想を400億円下回る見込み。一方、利益面では、宅急便取扱数量に応じたコストコントロールを強化し、営業費用は前回予想を180億円下回る見込み。しかし、営業収益の下振れにより、営業利益、経常利益は前回発表予想を220億円、親会社株主に帰属する当期純利益は前回発表予想を120億円下回る見込みとなった。 

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