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国交省、「衝突被害軽減ブレーキの機能には限界あり」

2019/12/18

国土交通省は12月17日、運転者が「衝突被害軽減ブレーキが作動する」と過信して事故に至ったと疑われるケースが増加しており、衝突被害軽減ブレーキの機能には限界があり、故障していない場合も状況によっては作動しない点を呼びかけた。

また、衝突被害軽減ブレーキの作動の有無にかかわらず安全運転の責任は運転者本人にあるとの認識を示した。
 
●「衝突被害軽減ブレーキが作動する」と過信して事故に至ったと疑われる事案(乗用車)
平成29年:72件
平成30年:101件
平成31年/令和元年:(80件、速報値)

※自動車メーカー、ユーザー、関係省庁等から得られた不具合情報に基づき自動車局が作成。令和元年度は1~9月までの9か月間の速報値。
 
●衝突被害軽減ブレーキが作動しない状況の事例等
http://www.mlit.go.jp/report/press/content/001320508.pdf

※衝突被害軽減ブレーキは「カメラ方式」「ミリ波レーダー方式」「赤外線レーザー方式」等があり、車種やシステムにより作動条件に違いがある。自動車に備えられた「オーナーズマニュアル」を要確認。

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