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ダイフク、滋賀県最大の太陽光発電システムが完成

2013/11/21

(株)ダイフクは、滋賀事業所(滋賀県蒲生郡日野町、総敷地面積:約120万平方メートル)で今年4月末より建設を進めてきた、滋賀県最大の太陽光発電システム「ダイフク滋賀メガソーラー」を完成させ、11月5日より稼働したことを発表した。

ダイフク滋賀メガソーラーは、滋賀事業所の敷地約5.2万平方メートルに1万7,752枚のソーラーパネルを設置し、発電容量は約4,400kW、年間発電量は430万kWhを見込んでいる。なお、430万kWhは一般家庭約1,000世帯分の年間消費電力量に相当する。

また、同社グループの(株)コンテック製の「太陽光発電データ計測・表示システム」を活用し、滋賀事業所内のロジスティクス総合展示場「日に新た館」で発電量のリアルタイム表示、年・月・日単位の実績をグラフなどでビジュアル化した画面で紹介するほか、地域・社会での環境教育や環境マインドの醸成に役立つように一般公開も行っていく。

このほか滋賀事業所では、2012年度より生態系調査を進めている。調査の結果、多くの在来種が確認でき、その中にはハヤブサやカスミサンショウウオなどの絶滅危惧種も含まれていた。同社は2011年4月に「ダイフク環境ビジョン2020」を策定するなど、環境経営に積極的に取り組んでおり、その中核に位置する滋賀事業所は自然豊かな立地に恵まれ、生物多様性保全活動の中心となっている。

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