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経産省/NEDO、ロボットの社会実装TF立ち上げ

2019/11/14

経済産業省と国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は11月12日、施設管理、小売・飲食、食品の各分野でのロボット社会実装に向けて、ロボットユーザーが主導し抽出する施設環境等の共通課題の解決のため、同ユーザーとシステムインテグレーター等が協力して取り組む「ロボット実装モデル構築推進タスクフォース」を立ち上げた。

同省はロボットの社会実装を加速し、ひいては課題先進国である日本のロボットによる社会変革を推進することを目的に、2019年5月から内閣府、厚生労働省、文部科学省と合同で「ロボットによる社会変革推進会議」を開催。分野横断的な施策の検討を進め、7月に「ロボットによる社会変革推進計画」として取りまとめた。同計画には、①ロボットの社会実装に向けて、ロボットメーカーのみならずユーザーやシステムインテグレーターも巻き込んだエコシステムの構築、②産学が連携し、高専や工業高校における教員や学生に対する人材育成、③中長期的課題に対応するため、産学が連携して実施する基礎・応用研究に関する体制構築などが盛り込まれている。

●概要
上記①を具体化する施策として、人手不足等が深刻化している施設管理、小売・飲食、食品の3分野で、ロボットのリーディングユーザーを核に、システムインテグレーター等が集うタスクフォース(TF)を立ち上げ、同TFのもと、各分野におけるロボット実装モデルの創出を目指す。

●今後の予定
今年度末を目途に3分野のロボット実装モデルを取りまとめ、公表する予定(TFの内容は個社の情報を含むため、非公開)。

●参加企業等の詳細
https://www.meti.go.jp/press/2019/11/20191112001/20191112001-1.pdf

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