2019/10/25

国土交通省と経済産業省は10月24日、2019年度「内航船の総合的な運航効率化措置実証事業」に関して、2次公募、外部有識者からなる評価委員会の審査を経て、1件の内航海運省エネルギー化実証事業を採択したと発表した。

「内航船の総合的な運航効率化措置実証事業」は内航海運の省エネルギー化を推進するため、「革新的省エネルギー技術（ハード対策）」、「運航計画・配船計画の最適化（ソフト対策）」を組み合わせた船舶の省エネルギー効果の実証を行う事業で、実施事業者に対し、事業実施に必要な設備費、設計・工費、検証等費用の一部を補助（補助率1/2以内）するため、令和元年9月11日～10月2日の間、事業案件の2次公募を実施。

実証の結果得られた省エネ効果に関するデータについては、革新的省エネ・省CO2技術効果を「見える化」する内航船省エネルギー格付制度の検討・運用に活用していく予定。

●採択事業一覧

事業者名：(株)商船三井／(株)フェリーさんふらわあ

事業名称：大阪～別府航路就航フェリーによる省エネ実証事業

※事業名称は事業者からの申請に基づく。