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物流連、第1回経営効率化委員会を開催   

2019/09/10

(一社)日本物流団体連合会は9月5日、令和元年度第1回の経営効率化委員会(委員長:外山俊明氏 全日本空輸㈱上席執行役員 貨物事業室長)を全日通霞が関ビル(千代田区霞が関)で開催した。

委員会に先立ち、同委員会主催のシニア社員の活躍推進に関する講演会が開催された。

第1部は、(独法)高齢・障害・求職者雇用支援機構/雇用推進・研究部 産業別雇用推進課長の竹村泰則氏より「シニア社員の活躍に係る産業別の取組について」と題し、第2部では、(株)日通総合研究所 コンサルタントの大原みれい氏より、物流連が昨年度に取りまとめた「物流業における高齢者(シニア層)活躍推進の手引き」について、それぞれ講演がなされ、会員企業の経営層や次代を担う中堅管理職等53名が参加した。

続いて開催された委員会では、上期の活動報告と今後の予定について審議がなされた。初めに活動報告として、今年度の主要な活動テーマである《昨今頻発、多様化する直下型地震、豪雨・台風等の自然災害に対応する物流部門のBCP策定に関する調査》の取り組みについ て、今年度に立ち上げた「物流部門のBCP策定に関する調査小委員会」の活動の目的、取り組みの内容、方法、進め方等について説明がなされた。

また、《「働き方改革」・「生産性向上」に沿った推進諸方策の啓発》の取り組みのうち、継続し て取り組み中である<シニア層の活躍推進>に関して、同日の講演会を開催し、情報提供を行ったことが報告された。さらに今後については、上期に引き続き「物流部門のBCP策定に関する調査小委員会」でヒアリングをはじめとする一連の調査、情報収集を行い、それらを検討、参考として、現行の「自然災害時における物流業のBCP作成ガイドライン(平成24年7月発行)」の内容をバージョンアップするとの説明があり、全会一致で承認された。

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