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SBSサポートロジ、「GINZA KABUKIZA」の静脈物流を担う

2013/10/28

SBSサポートロジ(株)(本社:東京都江東区)は、今春竣工した歌舞伎座および歌舞伎座タワーの廃棄物処理を受託したことを発表した。4月の歌舞伎座開場に続き、オフィスタワーへの大手企業の入居が10月でほぼ完了し、11月から本格的な静脈物流(物流の世界では消費や生産のための物の供給を動脈物流と呼び、不用機器・家具や使用済み容器、残滓などの廃棄物の回収を供給の対照として静脈物流と呼んでいる)を開始する。

「GINZA KABUKIZA」は、歌舞伎座と29階建の歌舞伎座タワー(総貸室面積4万平方メートル)で構成される大型複合施設。伝統文化の素晴らしさを伝える劇場とIT企業や金融企業などが入居する最先端の高層ビル、和と洋が融合した銀座の新名所だ。

受託にあたり同社は、集積所への運搬方法や収集容器などの設備、加えて、集積所での作業性向上のためのレイアウトなどを提案し、その多くが採用され、施設全体の廃棄物処理の効率化を図った。

また同施設は、計画段階から、施設の環境性能や安全性などを評価する日本政策銀行の認証制度でプラチナ認証2を付与されるなど、環境・社会への配慮を非常に重視されている。

同社は、排出された廃棄物を自社処理施設において徹底した分別と再資源化を図り、同施設のコンセプトである環境配慮に対し、リサイクルで貢献していくとしている。

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