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JPR、「ホワイト物流」推進運動の自主行動宣言提出

2019/07/04

日本パレットレンタル(株)は7月3日、国民生活や産業活動に必要な物流を安定的に確保し、経済成長に寄与することを目的とした「ホワイト物流」推進運動の趣旨に賛同し、自主行動宣言を提出したと発表した。

JPRは1971年の創業以来、「物流に携わる人々を重労働から解放したい」との思いから、機械荷役に必要不可欠な物流機器「パレット」の標準化と共有化を推進。「ホワイト物流」推進運動の推奨項目 には「パレット等の活用」が挙げられており、同社の社業そのものが「持続可能な物流」構築の一助となることを改めて受け止め、今回、自主行動宣言を提出。以下の点に取り組むことを表明した。

●自主行動宣言の取り組み項目一覧
(1)物流の改善提案と協力
現場作業に関する実務者として改善提案を促し、効率化だけでなく作業量軽減などを評価する仕組みを構築する。

(2)予約受付システムの導入
JPRデポに予約受付システムの導入を進め、入場台数の見える化を図るとともに、待機時間短縮を図る。

(3)パレット等の活用
パレットの普及に努め、手荷役の削減ならびに荷役時間の短縮を進める。

(4)運送契約に書面化の推進
運送契約のより一層の書面化を行う。

(5)契約の相手方を選定する際の法令遵守状況の考慮
物流事業者選定の際には所定の購買先評価(法令遵守が評価項目に含まれている)を行う。

(6)ユーザーとの連携による次世代RTI(※)の検討
物流現場で女性が活躍できる環境整備のため、ハンドリングを重視したRTIの選定をユニットロードの観点からユーザー企業・物流事業者と連携し、検討していく。

(※)RTI:Returnable Transport Items の略称。パレットやカゴ車等の繰り返し利用される物流機器の総称。

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