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伊藤忠食品、「ホワイト物流」運動参加を表明

2019/07/01

伊藤忠食品(株)は6月28日、「ホワイト物流」推進運動の趣旨に賛同し、物流の効率化・働きやすさ向上に向けて自主行動宣言を6月24日に同運動事務局に提出したと発表した。

「ホワイト物流」推進運動とは、トラック運転者不足や物流安定確保、経済成長寄与等を目的にした運動で、2019年4月に国土交通省・経済産業省・農林水産省が上場会社および各都道府県の主要企業約6,300社に対して参加の呼び掛けを開始していた。

同社は同宣言の中で、入荷車両待機時間の削減を目的に(一社)日本加工食品卸協会が開発した「トラック入荷受付・予約システム」導入を取り組み項目として表明。

同システムは(1)入構時刻の事前予約、(2)従来手書きで管理していた受付簿の電子化、(3)車両の作業実績収集等、主な3つの機能を備え、同システムの活用することにより、入退構・作業・待機時間の把握が可能となり、ドライバーの待機時間の削減や物流センターの庫内作業の効率化が実現できる。

●物流効率化に向けた伊藤忠食品の従来の主な取り組み
(1)納品帰り便の有効活用による車輛稼働率の向上
(2)入溝車輛台数の平準化(午後入荷による待機時間の解消及び車輛回転数の向上)
(3)積載量に合わせた商品発注によるトラック積載率の向上及び納品回数の削減 等

●「ホワイト物流」推進運動のポータルサイト

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