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JR貨物、31フィートウイングコンテナの増備

2013/10/18

日本貨物鉄道(株)(JR貨物)は、31フィートウイングコンテナの増備を行うことを発表した。

大型トラックと同等の内容積、積載重量の規格を持つ31フィートウイングコンテナは、顧客の輸送単位、荷役作業を変更することなく鉄道へのモーダルシフトが簡単に行えることから、顧客または鉄道利用運送事業者等が所有する私有コンテナとして普及が進んでいる。

同社においても、昨年度、同社所有として初めて25個製作し、使用を開始しているが、本年度も引き続き、新規の顧客に鉄道貨物輸送を利用してもらうため35個製作し、モーダルシフトの一層の促進を図っていくという。

なお、導入にあたっては、一般社団法人低炭素社会創出促進協会による「低酸素価値向上に向けた二酸化炭素排出抑制対策事業費補助金」に採択され、交付申請を行っている。

<増備計画の概要と仕様>
製作個数:35個
使用開始時期:平成26年1月中旬
利用対象:トラックから鉄道へのモーダルシフトを図る貨物を対象
コンテナ形式:48A形式
荷重:13.8t
容積:48.0立方メートル
外寸法:長さ9,410mm、巾2,490mm、高さ2,605mm
内寸法:長さ9,245mm、巾2,350mm、高さ2,210mm
扉位置:ウイング、片側妻開き

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