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DHL、日本の貿易見通しは引き続き安定的と予測

2019/04/08

DHLは4月8日、DHLグローバル・トレード・バロメーター報告書において、陸上車・部品、資本設備・機械、工業原料の航空輸出が日本における持続的な貿易成長の主要因になるとの予測を発表した。

DHLグローバル・トレード・バロメーターとは、人工知能、ビッグデータを駆使することにより算定される国際貿易成長に対する早期指標を指す。

同報告書によれば、日本の貿易は成長がやや減速傾向にあり、2019年第2四半期には前四半期より2ポイント下げて57ポイントを記録する見通し。しかし、日本の高成長セクターである陸上車・部品および資本設備・機械が、翌四半期の航空輸出量を増加させることが見込まれ、好調を維持する見通しとしている。航空および海上輸入は特にファッション消費財や個人用物品・家庭用品等が活況を呈すると予想している。

同バロメーターの最新分析結果によると、国際貿易は今後3か月間にわたって成長が鈍化し、わずかな成長にとどまる見通し。しかし、最も指標値の高い上位3か国は、アジアのインド、日本、中国となっている。DHLグローバル・トレード・バロメーターを構成する全7か国(アメリカ、イギリス、ドイツ等を含む)の指標値は、韓国を除いて50ポイントを上回っている。DHLグローバル・トレード・バロメーターの方法論では基準値を50として、50ポイントを超える指標値をプラス成長、50ポイント未満をマイナス成長としている。

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