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12月の内航船舶総輸送量は前年同月比0.5%増

2019/03/18

国土交通省は3月18日、平成30年12月の内航船舶輸送統計月報の概要を発表した。

●概要

(1)総輸送量
総輸送量は3,126万8,000t(対前年同月比0.5%増)、158億9,400万t・km(対前年同月比1.7%増)だった。また、コンテナおよびシャーシ扱いの輸送量はそれぞれ177万1,000t、39万5,000tだった。

(2)品目別
主要10品目は、tベースで対前年同月比が、砂利・砂・石材27.0%増、石灰石3.2%減、セメント4.6%増、鉄鋼9.3%減、石炭4.5%増、原油18.6%増、重油14.2%減、揮発油4.9%減、その他の石油および石油製品7.2%減、化学薬品16.7%減となった。

t・kmベースでは、対前年同月比が、砂利・砂・石材33.2%増、石灰石0.4%減、セメント9.1%増、鉄鋼14.0%減、石炭1.4%増、原油22.8%増、重油11.5%減、揮発油6.7%減、その他の石油および石油製品13.2%減、化学薬品10.9%減となった。

(3)燃料消費量および航海距離 
燃料消費量の合計は2億778万2,000L(対前年同月比1.8%増)だった。また、航海距離の合計は1,342万5,000km(対前年同月比2.8%減)となった。

(4)輸送効率 
内航船舶の合計は41.5%であり、用途別にみると、貨物船は41.6%、油送船は41.3%だった。

●平成30年12月の内航船舶総輸送量(上)、内航船舶輸送量(t/t・km)の推移(下)

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