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11月の内航船舶総輸送量は前年同月比1.9%減に

2019/02/19

国土交通省は2月19日、平成30年11月の内航船舶輸送統計月報の概要を発表した。

●概要
(1)総輸送量
総輸送量は3,062万1,000t(対前年同月比1.9%減)、15,69,300万t・km(対前年同月比0.4%減)だった。また、コンテナおよびシャーシ扱いの輸送量はそれぞれ200万5,000t、28万tだった。 

(2)品目別
主要10品目は、tベースで対前年同月比が、砂利・砂・石材15.1%増、石灰石4.9%増、セメント3.1%増、鉄鋼7.4%減、石炭14.9%減、原油15.2%減、重油0.2%増、揮発油12.9%減、その他の石油および石油製品9.1%減、化学薬品21.2%減となった。

t・kmベースでは、対前年同月比が、砂利・砂・石材36.3%増、石灰石10.3%増、セメント7.0%増、鉄鋼8.2%減、石炭6.5%増、原油13.6%減、重油0.5%増、揮発油9.6%減、その他の石油および石油製品5.2%減、化学薬品21.0%減となった。

(3)燃料消費量および航海距離 
燃料消費量の合計は2億611万6,000L(対前年同月比1.2%増)だった。また、航海距離の合計は1,364万4,000km(対前年同月比3.0%減)となった。

(4)輸 送 効 率 
内航船舶の合計は41.6%であり、用途別にみると、貨物船は41.7%、油送船は41.1%だった。

●平成30年11月の内航船舶総輸送量(上)、内航船舶輸送量(t/t・km)の推移(下)

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