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10月の内航船舶輸送量が前年同月比14.7%増に

2019/01/25

国土交通省は1月25日、平成30年10月分の内航船舶輸送統計月報を発表した。

●概要 
(1)総 輸 送 量 
総輸送量は、3,121万2,000t(対前年同月比9.7%増)、158億3,900万t・km(対前年同月比14.7%増)となった。

コンテナおよびシャーシ扱いの輸送量はそれぞれ185万t、43万1,000tとなった。

(2)品 目 別 
主要10品目はtベースで、対前年同月比が、砂利・砂・石材23.9%増、石灰石6.7%増、セメント7.2%増、鉄鋼8.0%増、石炭6.6%増、原油13.1%増、重油3.6%増、揮発油1.7%増、その他の石油および石油製品1.2%減、化学薬品13.0%減となった。
t・kmベースでは、対前年同月比が、砂利・砂・石材50.3%増、石灰石13.7%増、セメント8.8%増、鉄鋼15.3%増、石炭19.0%減、原油38.2%増、重油9.1%増、揮発油8.9%増、その他の石油および石油製品4.6%増、化学薬品10.5%減だった。

(3)燃料消費量および航海距離 
燃料消費量の合計は2億590万2,000l(対前年同月比10.6%増)となった。また、航海距離の合計は1,325万5,000km(対前年同月比7.9%増)となった。

(4)輸送効率
内航船舶の合計は43.0%であり、用途別にみると、貨物船は44.0%、油送船は41.3%だった。

●内航船舶輸送量の推移(tベース/t・kmベース)

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