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ダイフク、米国Wynright社の買収完了

2013/10/03

(株)ダイフク(本社:大阪市西淀川区)の100%子会社であるDaifuku Webb Holding Company(本社:米国デラウェア州、以下「DWHC」)による、米国マテリアルハンドリングシステムメーカーのWynright Corporation(本社:米国イリノイ州、以下「ウィンライト社」)の買収が、米国時間の10月1日に完了したことを発表した。

ウィンライト社のDWHCグループ入りにより、北米地域における一般製造業・流通業向け事業において、製品ラインアップの拡大および販売・生産体制の強化が図れる。

ウィンライト社は、仕分けシステムやピッキングロボット、音声およびデジタルピッキングシステムなどを手掛けており、米国に2か所の工場と10か所の販売・サービス拠点を有し、従業員数は268人(2012年12月末現在)。2012年12月期の売上高は、1億800万ドル。

同社が得意とする自動倉庫システムと組み合わせることで、双方の顧客に幅広く高度なソリューションやサービスを提供し、グループとしてのシナジー効果が期待できる。

同社グループは、2014年3月期を初年度とする中期4ヵ年経営計画「Value Innovation 2017」において、2017年3月期の売上高2,800億円、営業利益率7%の経営目標を掲げている。この中計の中で、グローバルビジネスの推進により、海外売上高比率を現在の50%から60%へ引き上げ、特に北米地域は成長が見込まれる重要な市場として、売上高400億円から650億円へとさらなる事業拡大を目指している。

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