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ダブル連結トラック導入に向けパブリックコメント開始

2018/12/14

国土交通省は12月14日、1台で通常の大型トラック2台分の輸送が可能な「ダブル連結トラック」の本格導入等を図るため、特殊車両通行許可基準の改正案のパブリックコメントを開始すると発表した。

ダブル連結トラックの実験により、トラック輸送の省人化効果、安全性等が確認されたことを受けたもの。

●改正案の概要
(1)ダブル連結トラックの本格導入に向けた車両長等の緩和(通達改正)
ダブル連結トラックを含むフルトレーラ連結車の車両長の限度を現行の21mから25mへ緩和するとともに、道路の構造を保全し交通の危険を防止する観点から、許可にあたって付す条件を規定する。

併せて、ダブル連結トラックを含む特殊車両が、片側1車線の分離道路を円滑に通行できるよう車両の幅の基準を緩和する。

(2)自動車運搬用セミトレーラ連結車の車両長の基準の設定(通達改正)
積載効率を向上し、生産性向上を図る観点から、自動車運搬用セミトレーラ連結車が運搬する自動車を後方にはみ出して積載して通行する場合の車両長に関する基準を新たに設定する。

●スケジュール
パブリックコメント期間:平成30年12月14日(金)~平成31年1月13日(日)
改正・施行:平成31年1月下旬

●特殊車両通行許可基準の緩和に関する詳細
(ダブル連結トラックおよび自動車運搬用セミトレーラ連結車の長さの基準等の緩和等)
http://www.mlit.go.jp/common/001265204.pdf

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