[最新ニュース] 経営/政策

物流連、シニア層活躍推進方策検討小委員会開催

2018/12/06

(一社)日本物流団体連合会は12月6日、「第3回物流における高齢者(シニア層)の活躍推進方策検討小委員会」(座長:東京女子大学教授 二村真理子氏)を全日通霞が関ビル8階会議室(東京都千代田区)で開催した。

同小委員会は経営効率化委員会(委員長:全日本空輸(株)上席執行役員 外山俊明氏)の下に設置されたもので、委員18名(座長含む)が出席した。

同会合では、ゲストスピーカーで埼玉県下を基点として運輸事業を営む清水運輸グループ代表取締役の清水英次氏が、同グループにおける「物流業におけるシニア層の活躍方策」と題した講演を行った。

同グループのシニア層の雇用維持・継続策は、車両運行上の安全面確保や就労上の健康面への配慮等、個別に講じる直接の措置に加え、グループ内の他業種・他業務への配置転換等のための就労環境整備等、広範な取り組みの中で進められていることが丁寧に説明された。

続いて小委員会の議事に入り、事務局より前回小委員会(9/27)で中間報告された「シニア層の活躍に関するアンケート調査」の最終取りまとめ案の報告がなされ、今後の活躍推進方策の検討・策定を適切に行うため、一部の調査結果について補足調査を行うことになった。

また、他業界並びに物流業界の選定対象企業を訪問の上実施する「シニア層の活躍に関するヒアリング調査」の中間報告がなされた。

同調査では、アンケート結果では抽出しきれなかった回答の内容・背景等の確認を含め、シニア層の活躍実態や取り組み内容を把握することにしている。

席上、各委員よりヒアリング項目等について活発な要望・意見が出され、これらを踏まえて今後の調整を実施することになった。

次回開催は2019年1月末を予定している。

|↑一覧に戻る|