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カナツー、開発力武器に“5つの約束”を提案
(株)カナツーは、同社からの新たな提案として、“5つの約束”(Five Promises)に取り組んでいる。
●“5つの約束”(Five Promises)
(1)お客様第一(市場優先主義)
(2)計画的スケジュール励行(納期厳守)
(3)低価格を打ち出す努力(高いコスト意識)
(4)3R活動の励行(地球環境の汚染防止)
(5)法規制遵守
同社が“5つの約束”を提案した理由は、同社が取り扱う台車が従来の運ぶ用途だけでなく多様化が進んでいる中で、自社の開発製品が「2018年度グッドデザイン賞」を受賞し、自社の開発力に自信をさらに深めた点が指摘されている。
運搬車市場では、軽量化を目的にプラスチック製運搬車が主流となっている一方、近年は環境問題(マイクロプラスチック)を背景にプラスチック材の削減が求められるようになっている。このため、同社はリサイクルが容易で軽量なアルミ材の使用が環境面への配慮に貢献できる点に着目。ドラムブレーキ付きアルミ製運搬車「軽銀カート:AL600X600-DB」を開発した。
同製品は、従来の樹脂製運搬車よりプラスチック材60%削減および自重30%削減を実現。「安全・安心・快適」をコンセプトにストッパー機能は独自のドラムブレーキを装備した。さらに狭い通路やエレベーター内でも取り回し良く扱えるサイズにすることで、抜群の操作性と安定した走行が可能。従来の運ぶだけの台車からインテリアにもマッチする着せ替え可能な新デザインを取り揃えている。
こうした点が評価され、同製品は「2018年度グッドデザイン賞」を受賞。今後も開発力の高さを武器に“5つの約束”のもと、顧客への新たな提案を進めていく方針を示している。
●「軽銀カート:AL600X600-DB」(上)、「2018年度グッドデザイン賞」受賞のリリース(下)
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