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SGホールディングス、ハマキョウレックスとの資本業務提携及び株式交換の中止

2013/09/27

SGホールディングス(株)(本社:京都市南区)は、9月24日開催の取締役会において、2013 年5月17日に(株)ハマキョウレックスと締結した資本業務提携契約及び佐川グローバルロジスティクス(株)(本社:東京都品川区)と(株)ハマキョウレックスとの間で締結した株式交換契約を中止することを決議し、両社の資本業務提携契約及び株式交換契約を中止することを決定したと発表した。

同社は新中期経営計画「Third Stage Plan」の経営ビジョンに基づき、グループ力の発揮や、他社とのアライアンスの強化等を新たな成長エンジンと位置づけ、新経営ビジョン「シナジー、変革、そしてスピード」をテーマに、「グループ収益力の極大化」「事業領域拡充によるグループ総合力向上」「経営基盤の強化・高度化」「ステークホルダー経営の本格導入」を基本戦略とし、事業を推進している。

同社ならびにハマキョウレックスが属する物流業界は、先行き不透明な世界経済情勢、国内物流市場の縮小等、厳しい事業環境が続いていることに加え、物流各社間の競争は限られた成長機会を求めてますます激しさを増してきている。このような経営環境の下、中長期的な成長を実現するためには、従来の事業戦略の枠に囚われない取組みが求められており、これまでにない企業間の密接な連携もその選択肢の一つと考えている。

同社とハマキョウレックスは、中長期的な成長に対する危機感を共有すると共に、現状を打破すべく互いの強みを最大限に活かす可能性を認識し、将来の競争優位性を確立することを目標として、協議、検討を進めてきた。そして、同社とハマキョウレックス及び佐川グローバルロジスティクスは、平成25年10月日付にて本資本業務提携及び本株式交換を実行する予定でおりましたが、両社のシナジー効果を創出するための協議が不十分であり、現状のまま、重大な契約である本株式交換を実施するには時期尚早と判断した。そのため、議論を深めるための協議期間延期を申し入れたが、合意に至らなかったことから、本資本業務提携及び本株式交換を中止することとしたという。

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