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ヤマトHD、2019年3月期中間決算は黒字転換

2018/10/31

ヤマトホールディングス(株)は10月31日、2019年3月期第2四半期累計ベース(2018年4月1日~9月30日)の連結業績について、営業収益は7,891億3,100万円(前年同期比8.1%増)、営業利益は234億3,500万円(前年同期128億8,700万円の赤字)、経常利益は227億5,600万円(前年同期126億円の赤字)、四半期純利益は99億8,100万円(前年同期120億8,700万円の赤字)となった。

また、同社は2018年7月31日に公表した2019年3月期の第2四半期連結累計期間および通期の連結業績予想を下記の通り修正した。

(1)第2四半期連結累計期間業績予想の修正
第2四半期連結累計期間(2018年4月1日~9月30日)(単位:百万円)
前回発表予想(A) 営業収益780,000 営業利益15,000 経常利益15,000 当期純利益9,000
実績値(B)    営業収益789,131 営業利益23,435 経常利益22,756 当期純利益9,981
増減額(B-A)   営業収益9,131(増減率1.2%) 営業利益8,435(同56.2%) 経常利益7,756(同51.7%) 当期純利益981(同10.9%)
 
(2)連結業績予想の修正
通期(2018年4月1日~2019年3月31日)(単位:百万円)
前回発表予想(A) 営業収益1,615,000 営業利益61,000 経常利益61,000 当期純利益36,000
今回修正予想(B) 営業収益1,620,000 営業利益66,000 経常利益66,000 当期純利益37,000
増減額(B-A)   営業収益5,000(増減率0.3%) 営業利益5,000(同8.2%) 経常利益5,000(同8.2%) 当期純利益1,000(同2.8%)

(3)業績予想の修正の理由
上期は収入面が宅急便取扱数量、単価ともに想定以上で推移したこと等により前回予想を上回った。一方、費用面はほぼ予想通りに推移した結果、営業利益および経常利益は予想を上回った。また、親会社株主に帰属する四半期純利益はヤマトホームコンビニエンス(株)において将来の収益性を見直し、減損損失を計上したことおよび税効果会計の影響があったこと等から、前回予想に対して10.9%の増加に留まった。

通期は上期業績やヤマトホームコンビニエンスが提供する個人顧客向けを含むすべての引越サービスの新規受注を休止(2018年8月31日公表)した影響などを勘案し、前回発表予想を修正している。

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