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メタノール/エタノール燃料船ガイドラインで合意

2018/09/19

国土交通省は9月19日、環境にやさしい燃料として注目されているメタノールやエタノールを燃料として使用する船舶の安全性を確保するためのガイドラインが合意されたと発表した。

同ガイドラインが合意されたのは、9月10日~14日に英国ロンドンIMO本部で開催された第5回貨物運送小委員会(CCC 5)。同会は安全および環境に配慮した個品危険物および固体ばら積み貨物の運送、ガス燃料船、および液化ガスばら積み船の安全要件の見直し、並びにコンテナの安全に係る事項等について審議を行う小委員会で、その他の審議結果は以下の通り。

(1)液化天然ガス(LNG)タンクの構造材として、高マンガンオーステナイト鋼の使用を暫定的に認めるためのガイドラインが最終化された。

(2)国際海上固体ばら積み貨物(IMSBC)コードの種別A(※)定義変更については、より慎重な検討が必要との我が国の主張が認められ、今後も審議される。
 
※固体ばら積み運送時に液状化するおそれのある貨物に関する分類区分

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