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ヤマトHD、2019年3月期の通期業績予想を上方修正

2018/07/31

ヤマトホールディングス(株)は7月31日、2019年3月期第1四半期の累計ベース(2018年4月1日~6月30日)の連結業績について、営業収益は3,806億9,000万円(前年同期比7.1%増)、営業利益は95億7,800万円(前年同期100億円の赤字)、経常利益は94億2,900万円(前年同期95億8,200万円の赤字)、四半期純利益は40億9,600万円(前年同期79億3,700万円の赤字)となった。

また、同社は2018年5月31日に公表した2019年3月期の第2四半期連結累計期間および通期の連結業績予想を下記の通り修正した。

(1)第2四半期連結累計期間業績予想の修正
第2四半期連結累計期間(2018年4月1日~9月30日)(単位:百万円)
前回発表予想(A) 営業収益760,000 営業利益8,000 経常利益8,000 当期純利益4,000
今回修正予想(B) 営業収益780,000 営業利益15,000 経常利益15,000 当期純利益9,000
増減額(B-A)     営業収益20,000(増減率2.6%) 営業利益7,000(同87.5%) 経常利益7,000(同87.5%) 当期純利益5,000(同125.0%)
 
(2)連結業績予想の修正
通期(2018年4月1日~2019年3月31日)(単位:百万円)
前回発表予想(A) 営業収益1,600,000 営業利益58,000 経常利益58,000 当期純利益36,000
今回修正予想(B) 営業収益1,615,000 営業利益61,000 経常利益61,000 当期純利益36,000
増減額(B-A)     営業収益15,000(増減率0.9%)  営業利益3,000(同5.2%) 経常利益3,000(同5.2%) 当期純利益0(同0.0%)

(3)業績予想の修正の理由
上期はデリバリー事業の構造改革を推進したことにより宅急便取扱個数は前年に対して減少を見込む一方で、下期は収入が堅調に推移する見込みだが、改革に係る費用等の増加が見込まれているため。

なお、ヤマトホームコンビニエンス(株)は法人顧客に提供している引越サービスで不適切請求があったため、調査結果および、法人引越サービスの新規契約、新規受注を中止することによる影響額を織り込んでいる。

上期は連結営業収益への影響額50億円、連結営業利益への影響額40億円、通期は連結営業収益への影響額95億円、連結営業利益への影響額60億円をそれぞれ織り込んでいる。

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