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宝HD、連結子会社の異動を伴う株式譲渡

2017/11/01

宝ホールディングス(株)は11月1日、同社の連結子会社である宝酒造(株)の取締役会において、同社の完全子会社であるタカラ長運(株)の全株式をアスパラントグループ(株)が運営・管理するAG2号投資事業有限責任組合が保有する(株)アスパラントグループSPC4号に譲渡することを決議、株式譲渡契約を締結したと発表した。

タカラ長運は平成18年に同社連結子会社であるタカラ物流システム(株)が出資を行い、その後平成26年に宝酒造の100%子会社となって輸送、保管、工事等の物流関連サービスで安定した事業収益を上げて来たものの、グループが注力する3事業セグメントとの十分な事業シナジーを生むには至っていなかった。

このような状況のもと、同社を売却することにより獲得した資金を上記の3事業セグメントに投下し、さらなる経営資源の集中をはかることがグループの企業価値の向上に資すると判断したもの。

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