2013/08/08

川崎汽船(株)と香港企業の合弁会社である川崎振華物流（上海）有限公司（“K” Line Zhenhua Logistics (Shanghai) Co., Ltd.）は、上海臨港新城物流園区内に建設した新倉庫の開設式を行い、営業を開始したと発表した。

当倉庫の立地する上海臨港物流園区は、国務院から批准を受けた国家級開発区で、世界有数の規模を誇る上海洋山深水港と上海市を結ぶ橋の上海側に位置し、今後益々の発展が見込まれる地域だ。

当倉庫は第一期として約14万平方メートルの土地に2階建て総床面積4万3,890平方メートルを建設、取り扱い貨物は日用雑貨、アパレル、電子部品、自動車部品など多岐に及び、最新鋭の在庫管理システムで良質なサービスを提供する。輸出CFS倉庫、輸入デバン／一時保管用倉庫、流通加工倉庫としての機能を持ち、レールクレーンの使用により、1、2階倉庫のバンニング・デバンニング作業をスピーディーに行うことが出来る。要望により倉庫リースも検討する。防火対策としてスプリンクラー設置、防犯対策として24時間体制のCCTV監視、警備員配置を行っている。

また、日本人担当者にて、日系のお客様には日本語対応をする。

川崎汽船グループでは当倉庫を活用し、今後も取扱量の益々の増加が見込まれる上海港経由の輸出・輸入貨物をターゲットに、顧客の個別ニーズに対応したテーラーメード倉庫サービスを提供するという。

＜新倉庫の概要＞

倉庫名称：川崎振華物流（上海）有限公司　臨港倉庫

住所：上海市浦東新区臨港物流園区秋祥路668号

連絡先：Tel　+86-21-6327-2200、Fax　+86-21-3330-2006

日本語担当：中島

総床面積：4万3,890平方メートル