(株)阪急阪神エクスプレスは3月15日付で、成田国際空港においてIATA(International Air Transport Association:国際航空運送協会)が推進する医薬品国際輸送に関する品質認証プログラム「CEIV Pharma」(※1)認証を取得した。
同社は2019年10月より、成田国際空港(株)(NAA)が主導する「成田空港コミュニティ」(※2)の構成メンバーとして、NAAの支援を受けて認証取得の取組を進めてきた。
2019年6月の関西国際空港に続く認証取得により、日本の2大空港で医薬品物流における高度な輸送品質と安全性を保証するサプライチェーンの構築が可能となる。
※1:CEIVファーマ
“The Center of Excellence for Independent Validation in Pharmaceutical Logistics”の略。IATAがGDP(Good Distribution Practice:医薬品流通過程の品質を保証する物流基準)に適合する輸送品質認証として策定したグローバルでの統一基準。
※2:成田空港コミュニティ
成田国際空港(株)(NAA)を中心に、国際航空輸送に関わる事業者が一体となってCEIV Pharma取得を目指すプロジェクトの母体で、阪急阪神エクスプレスを含めて9社が構成メンバーとして参画している。