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ヤマトのタイ合弁がISO 23412の認証を初取得

2021/03/04

ヤマトホールディングス(株)は3月3日、ヤマトアジア(株)とタイSCGセメントビルディングマテリアル社との合弁、SCG Yamato Express Co., Ltd.が小口保冷配送サービスに関する国際規格ISO 23412:2020(※1)の認証を1月9日にタイで初めて取得したことを明らかにした。認証取得にあたり、2月25日にISO 23412の認証書授与式が行われた。

※1:ISO 23412:2020年5月28日に発行されたISO規格。小口保冷配送サービスのうち、荷物の積み替えを伴う輸送形態を対象とする国際規格で、車両に搭載されている保冷庫等の空間の温度管理を中心に、配送中の積み替え作業に関する要求事項が規定されている。

保冷宅配便サービスは世界各国の経済成長を背景に昨今の通信販売の急速な市場拡大も相まって需要が高まっており、このうちタイの宅配市場は数年間続けて前年比135%以上の成長率を示しており、コロナ下において需要が伸長している。

SCG Yamatoは2017年よりタイで保冷宅配便サービスを提供し、2018年にPAS 1018(※2)の認証を取得して以降、ニーズの増加に応える形でサービスエリアを順次拡大しており、今回、第三者機関より審査を受け、ISO 23412の認証を取得した。

※2:PAS 1018:小口保冷配送サービスのうち、荷物の積み替えを伴う輸送形態を対象とする国際規格。ヤマトホールディングスをはじめ日本国内の保冷宅配便サービスを扱う事業者、海外の業界団体等の組織も参画し、2017年2月28日に策定された。

●認証の概要

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