2020/12/18

日本通運(株)は12月17日、中国現地法人の日通国際儲運有限公司が中国湖北省武漢市に拠点を新設、11月からアパレルの国内物流拠点として本格稼働を開始したことを明らかにした。

中国では近年経済発展に伴い、内陸部の購買力が上昇し、アパレルをはじめとした消費財の流通量が大きく増えている。その中で、武漢市は中国主要都市の中心に位置する内陸部交通の要所であり、その地理的重要性が高くなっている。

日通国際儲運は武漢市に拠点新設、同種のアパレルを扱う沿岸部の広東省東莞市の拠点から、熟練スタッフを派遣、高品質を保持しつつ業務を開始した。

今後は武漢地区拠点を中心に、日用雑貨・アパレル等の消費財をターゲットとして、中国国内トラック輸送網、店舗向けルート配送網を構築、さらなるサービスの拡充を図り、顧客ニーズに応えていく方針。

●業務内容

消費財の保管、入出庫作業、国内地区配送

●新倉庫の概要

住所：湖北省武漢市江夏区鄭店街道旁一村第一産業集団物流園

構造：鉄骨造、平屋建て

延床面積：2万4,000平方メートル（2020年11月時点）

主要設備：フォークリフト12台、RFID読み取り機11台、24時間守衛、CCTV。

●日通国際儲運有限公司

2020年11月1日　旧日通国際物流（深圳）有限公司は日通国際儲運有限公司へと社名変更し、新たに中国国内のロジスティクス専業会社として営業を開始している。