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日通、タイ発貨物でトラック・海上輸送を販売開始

2020/11/20

日本通運(株)の現地法人、南アジア・オセアニア日本通運(株)は11月17日から、トラック輸送と海上輸送を組み合わせたBCP対応用の輸送サービス「NEX OCEAN-SOLUTION XROSS BORDER Direct」の販売を開始した。

●サービス内容
(1)タイ発マレーシア・ポートケラン経由サービス
タイからマレーシア・ポートケランまでのクロスボーダー・トラック輸送と、ポートケラン港から日本の主要港までの海上輸送を組み合わせたもの。バンコクから東京港までのリードタイムは最短で16日となる。

(2)タイ発シンガポール経由サービス
タイからシンガポールまでのクロスボーダー・トラック輸送と、シンガポール港から日本の主要港までの海上輸送を組み合わせたもの。バンコクから東京港までのリードタイムは最短で14日となる。

●両サービスの特長
・発地から着地まで日本通運グループによる高品質な一貫輸送を提供する。
・日通がHouse Waybillを発行し、発地から着地まで一貫して輸送責任を明確化することで顧客に安心のサービスを提供する。
・海上輸送の代替として、トラック輸送と海上輸送を組み合わせた複合輸送サービス。
 
●サービス開発の背景
東南アジア発海上貨物は本船のスペース不足やコンテナ不足の状況が続いており、輸送遅延や貨物の受託ができない等の影響が発生している。特に影響が顕著なタイ発貨物は日本および他国への輸送ルートを確保するため、クロスボーダー・トラックを利用してポートケラン港やシンガポール港へ分散する輸送サービスを開発した。

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