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GLP/SLP、ベトナムで合弁事業設立

2020/10/19

SEAロジスティック・パートナーズ(SLP)およびGLPは10月15日、ベトナムにおいて先進的な物流不動産に投資、開発を行うための新しい合弁事業(本JV)の設立を発表した。

本JVではまず、国内二大市場であるハノイ、ホーチミンおよびその周辺エリアに注力する。同パートナーシップによりSLPは、GLPのファンドマネジメント、物流施設の開発・運営に関する専門知識とリソース、GLPの広範でグローバルな顧客ネットワークを活用できるようになる。

また、SLPは竣工時の賃貸可能面積が計21万平方メートルとなる3つの先進的物流施設の開発向けに、約33.5万平方メートルの用地をハノイおよびホーチミンエリアで取得したことを発表した。SLPパーク・バクザンおよびSLPパーク・バクニンの2つの開発をベトナム北部で行う。SLPパーク・バクザンの賃貸可能面積8万平方メートルのうち約50%については、JUSDAおよびGLPの既存顧客への賃貸が決まっている。JUSDAは元々フォックスコン・グループ(鴻海科技集団)の物流部門の中心であり、製造業界で最も専門的なサプライチェーン物流テクノロジーのサービス・プラットフォーム。3つ目のSLPパーク・ロンハウはロンアン省のロンハウという戦略的な立地で、ホーチミン市とメコンデルタ地域の12省を結ぶホーチミン圏に属している。

SLPは物流・配送拠点として優れた立地である2大地域での開発に注力するほか、ベトナム国内における事業の成長目標に向けて物流施設を戦略的に取得していく。

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