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物流連、海外物流戦略ワーキングチーム会合開催
(一社)日本物流団体連合会は1月28日、令和元年度第5回「海外物流戦略ワーキングチーム会合」を千代田区霞が関の尚友会館ビルで開催した。
これは物流事業の海外進出に関する課題について官民連携して検討する会合で、国土交通省の宮島正悟参事官(国際物流)をはじめとする幹部や会員企業から23人が参加した。
会合ではまず(一財)中東協力センターの三束尚志審議役より、中東の一大消費市場といわれるサウジアラビアについて、同国の最新情勢と新たな日サ協力の羅針盤となる「日・サウジ・ビジョン2030」の説明とともに、同センターが昨年度に実施した同国における低温物流の実情調査結果が紹介された。
サウジアラビアでは、国内物流システムの整備および国民生活の質的向上が社会経済改革の重点目標として掲げられ、食文化の多様化により低温物流需要の増加が期待されるなど、調査の成果が解説された。
次に国交省の宮島参事官より、最近の同省の国際物流政策の取り組みとして、 第16回日ASEAN物流専門家会合と、ミャンマーにおける物流政策対話およびコールドチェーン物流ワークショップの開催結果、日中韓物流大臣会合、シベリア鉄道の利用促進に向けた取り組み、国際物流政策に関する今後のスケジュール等が説明された。
次回は2月下旬の開催を予定している。
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