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国交省、IMOのCCC6の開催結果を報告

2019/09/20

国土交通省は9月20日、英国ロンドンの国際海事機関(IMO)で、固体ばら積み貨物のより一層の安全な荷役と運送を目的とする国際海上固体ばら積み貨物(IMSBC)コードの教育訓練方法等を示すモデルコースが合意されたと発表した。

9月9日~13日、英国ロンドンIMO本部で第6回貨物運送小委員会(※1)が開催された。主な審議結果は以下の通り。
 
国際運送する固体ばら積み貨物の詳細な情報の船長への提出を荷送人に義務付けるともに、貨物の個別運送要件を規定する国際海上固体ばら積み貨物(IMSBC)コードの教育訓練方法等を示すモデルコースで合意。また、CCC6開催期間中に、日本・中国の共催によりIMOにおいてワークショップを開催し、同コースの普及促進に貢献した。

IMSBCコードの種別A定義変更(※2)については、日本側から慎重な検討を要請し、来年開催される第33回編集・技術(E&T)グループで引き続き審議することになった。

※1 安全及び環境に配慮した個品危険物及びばら積み貨物の運送、ガス燃料船及び液化ガスばら積み船の安全要件の見直し、コンテナの安全に係る事項等について審議を行う小委員会。
※2 固体は゛ら積み運送時に液状化するおそれのある貨物に関する分類区分。

●審議結果等の詳細
https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001309146.pdf

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