[最新ニュース] グローバル

日通、中欧間クロスボーダー鉄道輸送で定期便開始

2019/06/10

日本通運(株)中国現地法人の日通国際物流(中国)有限公司と欧州日本通運(有)は6月4日から、中国欧州間クロスボーダー輸送サービス「Eurasia Train Direct」の定期便サービスを開始した。

●サービスの特長
(1)西安鉄道運行事業者とブロック・スペース契約(BSA)の締結により、低廉・大量かつ柔軟なスペース確保が可能となる。

(2)中国各地から集荷し、週3便(毎週火・木・金曜日発)で、西安からポーランド・マワシェビチェ、ドイツ・ハンブルクとデュイスブルクに到着する定期便サービスを提供する。

(3)定期便を活用し、上海の自社CFSからデュッセルドルフの自社CFSに週1便(毎週金曜日発)の同社で発着一貫管理を行う混載輸送サービスも開始。発着ともに日通グループによる高品質なサービスを提供する。また、CFS間のリードタイムは24~26日となり、従来の海上輸送(約40日)に比べ大幅なリードタイム短縮を実現する。

●今後の展開
(1)欧州発中国向けの定期便サービスの検討を進める。

(2)混載輸送サービスは年内に週2便に拡大予定。

●「Eurasia Train Direct」定期便サービスのルート

|↑一覧に戻る|