[最新ニュース] グローバル

国交省、ラオスでの物流関連集中講義の実施結果を発表

2019/06/03

国土交通省は6月3日、ラオス国立大学の学生およびラオス公共事業運輸省等に対する物流に関する集中講義の実施結果を発表した。

日アセアン交通連携の枠組みのもと、ラオス国立大学の学生およびラオス公共事業運輸省等に対して今回で3回目となる集中講義において、物流専門家による物流実務の知識・ノウハウを提供し、今回も受講者より高く評価された。

また、ラオス公共事業運輸省での開講に先立ち、(公財)SGH財団とラオス公共事業運輸省との間で同講義を定期的・継続的に実施するための協力覚書を締結した。

人材育成支援事業はSGH財団の協力のもと、佐川グローバルロジスティクス(株)の教育担当社員3名を講師に迎え実施された。

講義内容として、ラオス公共事業運輸省の職員に対して日本の物流政策の立案方法および物流に関連する法律の紹介、現地物流事業者等に対して倉庫管理およびフォークリフト運転方法等の物流オペレーションに関する講義、そしてラオス国立大学の学生に対して5Sや人員・顧客管理による業務改善方法等に関する講義を実施した。

●結果概要
実施時期:①令和元年5月16日-17日の2日間、②令和元年5月20日-24日の5日間、
実施対象:①ラオス公共事業運輸省・業界団体・民間物流事業者の実務者31名、②ラオス国立大学工学部にて物流を専攻する4年生48名
実施場所:①ラオス公共事業運輸省訓練センター、②ラオス国立大学
実施内容
①対象講義
(1) 物流概論(日本の物流政策、日本の物流の変遷等)
(2) 物流オペレーション(倉庫管理方法及びフォークリフト運転方法等)
②対象講義
(1) 物流概論(日本の 3PL、通販物流、物流新技術等)
(2) 物流オペレーション(人員・顧客管理、5S、業務改善等に関する物流実務)
(3) 講義内容に基づくディスカッション、プレゼンテーション

●協力覚書締結の様子(上)、ラオス公共事業運輸省での講義の様子(中)、ラオス国立大学での記念写真(下) 

|↑一覧に戻る|