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センコー、ASEANのフォワーディング事業強化

2018/09/25

センコー(株)およびタイの現地法人SENKO(Thailand)Co., Ltd.は9月25日、タイを拠点に航空・海上輸送事業などを行う「Best Global Logistics Co., Ltd.(ベストグローバル社)」の株式を2社で35%ずつ取得し、9月21日付でセンコーグループの傘下に収めたと発表した。

センコーグループはASEAN地域で、自動車運送・倉庫・フォワーディングなどの事業を強化。2017年4月にはシンガポールの航空・海上輸送会社のスカイリフト社を子会社化した。また、今年7月からタイの大手外食チェーンとの合弁会社M-Senko Logistics Co., Ltd.が、同国で冷凍・冷蔵物流事業を開始。2019年にはバンコク市内で同社が新たな3温度帯物流センターの稼働を予定している。
 
ベストグローバル社は欧州・南米等からタイへの輸入貨物やタイからアジア・太平洋地域(オーストラリア・ 日本・韓国)等への輸出貨物を中心にフォワーディングサービスを提供。センコーグループは今回の株式取得でスカイリフト社と連携してネットワークの拡充を図り、国際フォワーディング事業を強化する。

また、同社の医薬品関連の顧客を中心に、タイ国内で冷凍・冷蔵物流サービスを提供するとともに、同社が持つ農産物関連等の顧客基盤を活かしたタイ・メコン地域(ラオス・カンボジア・ ミャンマー・ベトナム)間の越境物流の拡大などを計画している。

●ベストグローバル社概要
名称:Best Global Logistics Co., Ltd.
本社所在地:タイ王国バンコク市
代表者:Stefan van der Sluys(ステファン スライス)
資本金:5,000万タイバーツ(約1億7,000万円)
設立:2015年5月
事業内容:国際航空輸送業、国際海上輸送業
従業員数:47名

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